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2018.07.13

昔の唱歌と今の唱歌

昨日は「禁じられた遊び」というクラシックギターの曲の話を書きましたが、そのあとに同じ生徒さんと唱歌の話になりました。

生徒さんから「今の人はどういう唱歌をきくのか?」

と聞かれたのです。

残念ながら僕はすでに今の人ではありません(笑)
でも小さなお子さんとかと話す機会はあるのでそういった話を聞いたことはあります。

確かに唱歌は今も昔も変わらないものがある一方で、昔はあったけど最近は聞かない曲もあるような気がします。生徒さんと「ふるさと」という唱歌の話をして思い出しましたが昔「うさぎ追いし」を「うさぎ美味し」だと思ってました。。。この曲をはじめて聞いた時は全部ひらがなだったのかもしれません。

考えてみると昔よく歌われていたけど最近耳にしない曲は時代性があるのかもしれません。
例えば童話も僕らが知っているさるかに合戦はだいぶ柔らかな表現になっている気がします。
本来は結構残酷な話で、猿が蟹を殺してしまう「因果報応」が主題の話なのですが、現代の教育には不向きなようで残酷な表現を目にさせないという内容に変わっています。

唱歌にしても教育の影響は避けられないようで軍国主義を思い出させるような類の曲や歌詞の日本語がわかりにくい曲、小さな子に適していない曲などは省かれているようです。また理由はわかりませんが「この道」や「待ちぼうけ」、「月の砂漠」など教科書から消えた曲もあるようです。まぁ新しい歌を入れれば何かが消えるのは仕方がないことなのかもしれません。

そう言えば僕が子供だったころは「かごめかごめ」という曲がありましたが、これも元は「遊女の歌」とする説などがあり、その影響なのか最近はめっきり聞かれなくなりました。

自分が小さな頃聞いていた曲が廃れていくのは、なにか寂しい気もしますね。

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